収入につなげたいという場合は、8時間フルタイムで働ける正職員雇用の道を模索するとよいでしょう。個人経営の診療所や総合病院などではフルタイム勤務がしやすいようです。また稀ですが、深夜診療を行う病院などで夜勤専従事務の働き方もあります。
週3回午前中の4時間だけという働き方も可能です。特に外来診療は午前中のみというような診療形態を行っている医療機関などは外来受付担当などの働き方ができます。子育ても両立したい人にはおすすめの働き方です。
総合病院などで働く医療事務の担当者のほとんどは、派遣会社から派遣される人達です。医療機関の正職員ではなく、派遣会社の社員として仕事をしています。
オーソドックスに医療機関の正職員や契約職員として働く方法もあります。勤務先の医療機関から給与がもらえますが、タイミングよく自分が働きたい場所の求人が来るとは限りません。
各健康保険組合へ診療報酬請求事務を行う月末などに単発でレセプトチェックを行う単発業務もまれにあります。ただし、電子カルテやオンライン請求が主流になったため、チェックなどの単発業務は少なくなる傾向にあります。
ワークシェアの意味合いも込めて、シフト制で働く医療事務担当者がほとんどです。短時間かつ週3回といった限定的な働き方も可能です。家族の扶養範囲内で働ける環境でもあります。
医療機関によっては夜勤もありますが、医療事務のほとんどが日勤業務です。日中働きたいという人には恵まれた環境でしょう。受付や会計、病棟などフィールドも多岐にわたります。